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日本で離婚すれば十分か?

ImgTop1.jpg 日本人同士のカップルが日本で離婚しようとする場合には、日本の民法に基づいて離婚するわけですので、お互いが合意すれば離婚が認められ、これを協議離婚といいます。

では、外国人と結婚した日本人が離婚しようとする場合、双方が離婚することに合意すれば、当然に離婚することができるでしょうか。


中国、韓国等のように協議離婚が認められている国
もあります。
相手方が協議離婚が認められる国の国籍を有する場合には、離婚自体はお互いの合意により成立します。

しかし、世界の中では協議離婚が認められる国は少数派で、協議離婚が認められない国も多くあります。

したがって、もし、あなたが日本に住んでいて、このような協議離婚が認められない国籍の相手方との間で協議離婚が成立したとしても、その協議離婚は日本では有効かもしれませんが、相手方国では離婚と認められず、完全に離婚できたことにはならないのです。

日本法に基づいた協議離婚の効果を本国に及ぼすことができない場合には、調停、裁判をおこし、離婚が成立した後、それぞれの国に届出をすることになります。


 

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国際離婚についての目次

■国際離婚について   近年国際離婚はますます増加傾向にあります。
日本での離婚手続きについて まずは日本での離婚手続きについて押えてください。
離婚とお金の問題 離婚時にはお金の問題が大きくクローズアップされます。
日本で離婚すれば十分か? 日本で協議離婚をしても相手方国では認められない場合があります。
離婚協議がまとまらない時 裁判所での調停・裁判の手続きが必要になります。
日本の裁判所で取り扱えるか? 国際裁判管轄が問題になります。
準拠法について 日本の裁判所で取り扱える場合でも、日本法が適用されるとは限りません。
外国判決の承認について 外国の裁判所から通知や判決が届いた方はこちらをご覧ください。
子供の問題とハーグ条約 海外に子供を連れ出された場合、複雑な問題があります。
■離婚と在留資格(ケーススタディ) 国際離婚した際の日本での在留資格について詳しく説明します。
■中国の結婚・離婚
中国の方のご依頼には多数おこたえしている実績がございます。
■国際離婚ケーススタディ
国際離婚でよくあるケーススタディをまとめました。
■国内離婚ケーススタディ
国内離婚でよくあるケーススタディをまとめました。

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